教団の教憲

神はその恩竉の言により諸国諸民の中よりキリストに在りて一つの民を召し之を選びて父と子と聖霊の交わりに入らしめ給う、之聖なる公同教会なり。神は嗣業の地の疲れたる時ルターを召して十字架の福音を宜揚し其の衰へたる日、ウィスレーを選びて宝血の恩竉を復興し給へり。主は其の福音を地の極に伝えてこの末の世に最後月足らぬ者の如き祖国日本をかえりみ、聖書の恩竉に与らしめ給う。聖霊を受け同じく天の召をこうむりし我等ホーリネスの民は戦災と弾圧の曠野より新しく起き上がり自主独立なる公同の教会を形成するに至れり。聖霊の全き感動による聖書に立ち、使徒的な四重の福音を信じ之を地に極に宣伝へ聖礼典を守り主の来たり給うを待ち望む、これ我等の日本福音教団なり。

  • 第一条 本教団は主イエス・キリストを首と仰ぐ公同教会にして教憲及び教会規則の定むるところに導ひて主の体なる公同教会の権能を行使し其の存立の使命を達成することをい以て本旨とす。
  • 第二条 本教団は旧新約聖書を神の言として福音の真理を悉く載せたるものとなり信じ左の信条を告白す。
  • 使徒信条

    我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独子、我らの主イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりて宿り、処女(おとめ)マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬(ほうむ)られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり、かしこより来りて、生ける者と死にたる(死ねる)者とを審きたまわん。我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。

  • 第三条 本教団は教憲及教団規則の定むる所に導ひ会議制により其の政治を行う。
  •  第四条 本教団は教会総会を以て其の最高の政治機関とす。本教団の教務は教会総会の決議並に教憲及教団規則の定むる所に導ひて教団総会議長これを掌理す。
  • 第五条 本教団は其の教務を遂行せんが為に教区を置く。
  • 第六条 本教団の所属教会は第二条に定むる信条を奉ずる者の団体にして教会総会を以て其の最高の政治機関とす。教会総会の議長は教会担任教師之に当たる。
  • 第七条 教会は宣教に勤め主に日毎に礼拝を守り時を定めて聖礼典を執行す。礼拝は美、聖書朗読、説教、祈禱及び献金等とす。聖礼典は洗礼及聖餐にして按手礼を領したる教師之を司る。
  • 第八条 本教団は、神の召命を受け献身し正規の神学校課程を経教師試験に合格せる者を以て教師とす。教師は之を分ちて正教師及補教師とす。正教師は按手礼を領したる者、補教師は伝道の准充を受けたる者とす。
  • 第九条 本教団の信徒は洗礼を領し教会に加えられた者とす。